原作水上勉。
若尾文子が福井の娼妓役。竹細工職人が懇意にしていた女はその墓前に訪れる。
そこで職人の息子は出会ってしまうわけですな。そりゃ若尾文子がいたら恋するよね。たいへんだ
若尾文子が妙におと…
素朴な映画かなと思っていたけど、だんだんと嫌な雰囲気が漂ってきて、最悪の結末を迎えてしまう。
夫婦生活がなかった上には強姦魔の餌食になった妻が気の毒でたまらない。
水上勉原作でその通りに描いたよう…
人形作ってぶち壊すおはなし。
監督が同じである『女の勲章』と全く同様に、オープニングから不審な音楽が流れる。始まって数秒で嫌な予感がした。
そうして中盤までは、ちょっと残念な、しかし幸せな夫婦の…
野暮ったい女優であれば、全く成立しない物語が唯一無二の女優の力により成立している作品。若尾文子の妖艶さはもはやただことではない。宮川のカメラがその妖艶さを倍増させる。中村鴈治郎が最後に少しだけ登場し…
>>続きを読む竹細工の名人であった父を亡くした喜助もとへ訪れた一人の女性
芦原の玉枝と名乗る女は
生前世話になったと語る亡き父の墓参りに足を運んでくれたのだ。
彼女の優しさに心惹かれた喜助は納品のため街へ出向いた…
日本古来の悲恋話。
ちょっと鶴の恩返しに似ている気がした。
とにかく、若尾文子が美しい…
また、映像も美しかった。
特にラスト、玉枝が息も絶え絶え、喜助の家に帰ってくる時の雷の光との合わせ方が絶…