超王道。王道中の王道
【2022/06/27追記】
フィルム上映で見た。フィルム特有のキズや汚れが、映画の雰囲気に余りにもピッタリで深く感動した。
一回目に見た時は、脚本の出来だとか批評的な立場で…
なんとも救いのない話なんです。
あぁ、うまくいってくれと願うのに。
救いのないなかに、でも、少しのユーモアは忘れていない。
よく、カウリスマキは悲しい結末のものをとりたかったと
何かのインタビュ…
息子のブルーノが良かった。
せつない。
ずっと大好きな父にくっついていたのに、途中で父がイライラのあまり息子をぶってしまう。
その後少し離れて歩いてる様子で二人の距離感がわかる。
そして、またく…
ネオリアリズモの代表作。戦後混乱期のイタリアは、焼け野原の絶望的な風景こそないけど、日本と重なる貧しさがあって混沌としてますね。職安や質屋に群がる人々がその象徴。自転車を盗まれるという小さな出来事さ…
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