「ぼんち」と同系列の軟派な雷蔵の女放浪記。
井原西鶴原作を白坂依志夫と増村は大胆アレンジ、女の幸せの為だけに生きる雷蔵の珍道中に封建的・父権社会の日本への痛烈な攻撃を仕込んでいく。
武士制度、お家制…
おんなを喜ばせる事が生き甲斐の世之介。
街道という街道を全国膝栗毛。
市川雷蔵の軽妙な弁や所作は天から舞い降りた堕天使の如し。
井原西鶴の原作は8巻からなる世之介の人生を描いているらしい。
ロード…
原作:井原西鶴
地位や金などよりも、おなごを悦ばせることを至上の喜びとする女性ファースト・超ポジティブシンキング雷様が素敵すぎる...♡
にやにや浮ついた好色おふざけぶりが最高!
しかし玉緒ち…
アウトサイダー的人物が混乱と救済をもたらす江戸時代版テオレマではないでしょうか。コメディぽいが江戸時代なのでなにかと悲惨。特に玉緒が悲惨だが、もう一度雷蔵に会えてよかったねのスマイル。
見終わった…
題名のイメージだと、助平な色男の女性遍歴みたいな感じがしますが、まあ、そういう感じもありますが、どちらかというと、女性を喜ばす事に全財産を注ぎ込む金持ちの放蕩息子の放浪記ですね^_^
もう、親の…
◎雷蔵世之助は好漢なれど原作離れしたコメディ
1961年 大映京都 カラー 92分 シネマスコープ
*ホワイトノイズなく褪色も感じられず状態良好
冒頭の世之助(市川雷蔵)の父、夢介(中村鴈治郎)…
京都の大商人の放蕩息子である世之介が父親から勘当されながらも全国を旅して女性遍歴を重ねる姿を描いた、増村保造監督のドラマ映画。もちろん原作は、井原西鶴のデビュー小説(浮世草子)である『好色一代男』。…
>>続きを読む親の脛を齧っての女遊びをしすぎて
勘当された金と力のない若旦那が、
行く先々で女と懇ろになっては
にっちもさっちも行かなくなって、
日本をぐるっと一周したのち実家に帰り、
親の財産で女遊びして奉行に…