「自分で、自分の幸せを探しちゃ いけないんでしょうか」
ア〜おもしろかった!
やっぱり小津さんの映画はステキ!
笑えるのはもちろん、うれしくてうれしくてたまらない気持ちになりました。
今作では山…
笠智衆の詩吟に、同窓の面々が聞き惚れるシーンがとても切なくて感動しました。
どこの家庭もおしなべて親バカなのが大変面白い芝居で、独特のアングルとカット繋ぎの文法が決まっているせいか泣いたり喧嘩して…
1958年、当時、田中絹代49歳。
今の私くらいの年齢なのに、貫禄があり過ぎです。
今回も、結婚にまつわる話。
小津安二郎って、同じネタで話が尽きないなぁと感心します。
大和商事常務取締役の平山…
感情表現を排した、
まるで漱石の文章のような映画。
詩吟の意味、子に背かれた(と思っていた)、男たちの心…
全く異なる世界で生きていた男たちだからこそ、今の時代では想像を絶するような価値転倒が必要に…