戦間期におけるドイツの製鉄会社の
物騒極まりないお家騒動を
3時間、粛々と。
やむごとなき人々の生活の中の
コナレ感のある上品さを表現するのが
やはり上手いよね
あと引き画(え)から人の顔に
ギ…
1969年公開のイタリア映画。
監督はルキノ・ヴィスコンティ。原題は「神々の没落」の意。ビスタサイズ、157分。
『ベニスに死す』『ルートヴィヒ』へと続く「ドイツ三部作」の第1作で、ナチスが台頭…
ルキノ・ビスコンティのドイツ3部作の1作目
残念ながらとても面白いと言える内容ではなかった。文学や歴史が好きな人になら是非オススメしたいが、私があまり触れてこなかったジャンルなので少し理解に苦しん…
ナチスが台頭する第二次世界大戦前の混沌としたドイツで堕ちてゆく鉄鋼会社。婚前の晩餐会で地獄絵図と化した一族を尻目に鉤十字がひとり涼しい顔でマスカット食べてますやん〜デカダンな雰囲気も良かった〜ランプ…
>>続きを読む これぞ滅びの美学。本作は巨大な製鉄会社の御曹司であるマルティン(ヘルムートバーガー)を中心に、ナチスを巻き込んでの一族内の勢力争いを描いています。
悪の権化としてのナチス。ただその力強い悪故に…
テーブルを叩く音。壮大な葬式行列。鉤十字の赤い腕章に、緑色のライト。
貴族社会の崩壊後も、鉄鋼業によって時代を生き抜いてきた一族が、ナチスによって崩壊し、殺され、そしてやがて確実に消えてしまうであ…
戦時下における、血で血を洗う権力闘争。
ロリコンで知恵遅れ?な役の、ヘルムート・バーガー。ダメな役やらせるには本当に最高のイケメンだな!
自分を過信し、自分の考えが絶対だと思うものは破滅する
…
なぜか急に見たくなって1ヶ月。ようやく休みができて堪能できた。不道徳で憎悪に溢れた物語が快感でした。そしてヘルムート・バーガーが最高でした。
2020年11月2日
物凄い映画だ。傑作だ。ねっとり…