四話目『茶碗の中』が格別。作り込みの凄さには感心するものの、スペクタクルを逐一真面目に映像化されて疲れた一〜三話の後にこれ。絵的な派手さのない話を丹念に撮ることで、不可解さが際立つ。翫右衛門の身のこ…
>>続きを読む『切腹』が良かったので、同じ小林正樹監督の映画で良さそうなこちらを鑑賞。「黒髪」「雪女」が特にお気に入り。余計な音楽もなく、人間の心理が表に出る演出が良かった。
「黒髪」は何とも気持ちの悪~い話。…
60年代邦画の鋭鋒"怪談"。四編オムニバス。ジャパニーズホラーのある種の様式美はここに達しているのでは。
そしてこれこそにんじんクラブの墓標。カンヌ受賞がせめてものたむけ…俳優中心主義を掲げただけあ…
記録。
怪作、名作、贅沢な一級品!
4編からなるオムニバス映画だが、どれも全て面白いのは当たり前、何と言ってもどのシーンもやたら絵になってしまう美しさ、そして俳優陣の怪演がすさまじい。
個人的に最後…
大変な名作だと思います。
俳優陣の豪華なこと。セットが豪華なこと。本当の大御所俳優がちょい役で出ています。宮口精二なんて、役名は「老爺」出演時間はほんの30秒。杉村春子でさえ、ちょい役。それが素晴ら…
なんとなく観たら、結構な大作やったし。
耳なし芳一が圧倒的な存在感を放ってます。
サディスティックかつサイケデリックな背景が武満ワールドとぴったり合ってて恐ろしや。
芳一の身体中にお経を描いて…
このスケールの舞台をスタジオでやってしまうのがすごい!音の使い方とかは観たことはないけど能みたいな感じで、頭で環境音を足して観る感覚。けど映像は映画館で観てるような、観たいような綺麗さ。最近小津さん…
>>続きを読む