このレビューはネタバレを含みます
生き辛過ぎる性格の主人公はヴァカンス先でも周りと浮いてしまう。周囲がキラキラと輝けば輝やくほど主人公の孤立感が増し居場所がなくなる。
木々のざわめきを感じて涙を流す主人公はジャン・ルノワールのピクニ…
人それぞれな女性達を中心とした人間模様の中で繰り広げられる会話が抜群の面白さ。 愛らしさや面倒臭さや拗らせぶりを物語にたっぷりと滲ませたその果てに、全てを持って行くラストシーン。 半端ないカタルシス…
>>続きを読むエリック・ロメールの作品を特集上映でようやく初鑑賞。めんどくさい性格の主人公の気まずシーンをしつこいほど繰り返していながらバリエーション豊かで飽きさせず、最後は彼女がちょっと変われるかもしれない兆し…
>>続きを読むあれも嫌よこれも嫌よ、でも孤独で泣いちゃう。
馴染めないし、楽しくないし、チャラついた奴しかいない夏の海。
こじらせ女子にとって居場所がない夏のバカンス。
同じ男ばっかりだとやーよ!と北欧の彼女は…
孤独なバカンス。理想は夢だし、これといって切り札もない、つまらない女だと思うし、うまく周囲にもなじめなくて、、散歩しながら泣きたくなる気持ち、分かる。デルフィーヌの性格が私と似すぎて観ているのが結構…
>>続きを読む喜劇と格言劇 5作目
若干こじらせてるような女子も、最後には笑顔を見せてくれてありがとうと言い。自分も笑顔になってしまうような終わり方。。
今作もまた孤独というものについて…孤独は悲しいか。
緑の…
2016/05/25
@角川シネマ有楽町。リヴェット的な符牒に導かれながら辿り着く愛の奇跡。
やたら泣いたり落ち込んだり、と正直鬱陶しいヒロインだが、ラストで身を震わす姿はどこかニンフォマニアックで…
これぞロメール映画名物「めんどくさい女」の典型ですな。
ベジタリアンである理由やら、漁村までついて行った理由とか、言う必要のないことをクドクドとクドクドと…。イライラするけどサイコー。
本作ではナ…
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