見たで。
人類史に残すべき戦争映画の1つだと思う。画面全体に戦争の犠牲者達の怒りや悲しみ絶望で満ち溢れている。純粋に戦争に憧れていた少年の表情の壮絶な落差と最後のヒトラーのあの演出に戦争における英雄…
視覚的なグロさより、精神的にエグられるのに、きっとまた観てしまう負のエネルギー。
この作品が他の戦争映画と一線を画すのは、目を覆いたくなるような虐殺シーンよりも、1人の無垢な少年が、目を背けたくて…
このレビューはネタバレを含みます
アリョーシャ・クラフチェンコの演技がリアルなんじゃないかと思わせられるくらい秀逸。
628とはWWⅡでドイツ軍が焼き払った村の数。ロシア人を教会へ押し込み火を放ち、焼かれ死んで行く樣を笑いながら見…
このレビューはネタバレを含みます
良いとか悪いとかじゃなくて、忘れないない…というか見てる間も終わってからもずっと胸の辺りがザワザワしてる…。
少年のまま年老いていく主人公と若返っていくヒトラーの対比、子どもから未来はやってくるか…
久しぶりに鑑賞しました。
ハティニ虐殺を描いた「ハティニ物語」を原作に、幼少期のエレム・クリモフの実体験に重ねている。
映画自体は完成度が高く、アインザッツグルッペンによる虐殺を簡潔に、効果的に…
628は実際に焼かれて虐殺された村の数。
序盤の、子供らしい兵士になりたいって無知な憧れだけの表情と、
ラストの心の底から老けきった表情の差が本当に恐ろしい。
下手に格好つけた戦争映画って大嫌い…
映画の限界ってどこにあるんだろう
どれだけ大きなものを1つのフィルムにおさめられるんだろうって
家からたちのぼる大きい炎から主人公のかすかな震えまで全部、脚本とか映像技術の範疇を越えたものものしさを…