秩序
解雇されそうになった女性記者アンは、ジョン・ドーという人物が社会抗議のために自殺しようとしているという内容の記事をでっちあげる
大反響を呼んだその記事を利用し発行部数を伸ばすため、オーディシ…
大衆心理の単純さ・怖さが描かれた作品。主演のゲイリー・クーパーがほんとに男前で爽やかで、ぴったりな役どころでした。クライマックスの集会のシーンとかどうやって撮ったんだろう。特撮技術なんかないだろうか…
>>続きを読む久しぶりのキャプラ監督だけど、まだこんな素晴らしい作品があったのだ!
「群衆」ってタイトルがぴったりだった。
人は集団化すると怖い。
ひとりひとりに信念というものがないと集団の中で白が黒になったり、…
あらゆるイデオロギーも蓋を開ければこの世は利用する側と利用される側で成り立っている。キリスト教的終局地点の隣人愛と云えど太古の昔から散々利用されてきている訳で、迷える子羊達は自由を差し出した上で躍ら…
>>続きを読むジョン・ドゥーという架空の人物の新聞への投書が話題になる。
その内容とは政治批判であった。
人気は凄まじく、新聞社は元マイナーリーグの野球選手をジョン・ドゥーとして売り出すことに。
『スミス都へ…
クビになるはずの女性記者アン(バーバラ・スタンウィック)の破れかぶれの最後の記事が大当たり。でっち上げた架空の人物ジョン・ドー(ゲイリー・クーパー)が大衆の心をうって、全米に旋風を巻き起こす。
お…
エリック・ホッファーの『大衆運動』という本を思い出した。演説を映像としてやるのは一回きりで、あとはそれに先導されていく群衆を映すテクニックがいい。ラストにいくに従って説教臭さが高くなるのがやや残念だ…
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