パッケージの花畑はもちろん、旅路についてからの風景のロングショットが本当に美しい。北欧の映画ならではの映像美。
ストーリーはいたってシンプルだけど、けっこうスピリチュアルというか寓話的なので、警察…
すご~く静かな映画。
奥さんに先立たれそこにはもうそれ以上住めなくなった老人。
娘宅に行くも歓迎されず早々に老人ホームに送られる。その時悲しい程に反抗もせず受け入れていたな・・・。
そこで昔捨てて…
死んだ爺さんの家は、新幹線の駅がある町だが、小高い山から見ると田園がずーっと広がる田舎で、田んぼに流れこむ小川はこの上なく澄んでいて、惑星ソラリスの冒頭の揺らぐ水草よりも、はっきりとザリガニやら石や…
>>続きを読む1991年 フリドリック・トール・フリドリクソン監督
アイスランド・ドイツ・ノルウェー合作
荒涼とした自然が広がるノルウェー。
※ビジュアルのような、穏やかな春の美しい風景も期待してましたが、違い…
*自分らしい老いとは何か*
幼馴染との逃避行。古き良き思い出の中に二人は消えていく。若い人たちが暮らす都会と、自分の素朴な暮らしとのギャップ、なんとなく湧いた哀愁は絶対に消えることがない。日々の生活…
小沢健二の「春にして君を想う」が好きなので見た。
この映画は老人ホームから脱走した男女の話で、淡々としているが、何かいい。超常現象も起こるが、あまり宗教的な感じではない。
ラストにはブルーノ・ガン…
子供の頃からお世話になった地元の名画座が営業停止する直前にそこで観た最後の作品。その最期に相応しい作品だった。
故郷への旅は、死後の楽園への旅へといつの間にか変わってゆく。ゆっくりと天国への階段を…