紛れもなく相米慎二の傑作の一本であり、映画が単なる物語ではなく、役者の肉体であり、そこに映り込んだものを全て捉えてしまうドキュメンタリー性であり、虚構と現実のせめぎ合いであり、現場は常に戦場であるこ…
>>続きを読む子どもの純真と大人の汚さが衝突する、少年たちとヤクザの夏。人違いで誘拐されたいじめっ子の信長を取り返すため、学校を飛び出したジョジョ・辞書・ブルース。横浜から熱海、名古屋へ、ヤクザの厳兵を追って大冒…
>>続きを読む大好き!
驚かせてやろうという野心と笑わせてやろうという出来心とが画面に炸裂していて楽しい、面白い。わくわくする
最初からとんでもないクレーン撮影。それからいまや時代を感じさせる絶妙なインタータイ…
チケット購入時に
人前で久しぶりに(というか初めて?)
ションベンという単語を発せざるを得なく
なったわけだがそのリスクをもってしても
受け取るものは余りあるであろう傑作。
本作を面白いと思えるか否…
もしかすると、相米慎二の最高傑作はこの作品なのかもしれない。なぜこれほど長いあいだ、観ずにいたのか自分でも分からない。
冒頭から、現実の連続性を切断するかのようなワンカットが放たれ、トラックへの飛び…
リアリズムというより、若者たちの無軌道な動きと大人たちの滑稽さを、運動として描くための長回しだったんだな、と思う。役者陣や田村正毅らの撮影はもちろん、舞台装置と照明も秀逸。途中出てくる財津一郎が最高…
>>続きを読むキティフィルム