牧師さんが信仰に対して懐疑的になり、その上鬱病っぽく(と言うか鬱病)になってしまうお話。
殆どの日本人はそうかもしれないが、僕はキリスト教に馴染みはないし、信仰心も全くと言って良いほど持ち合わせてい…
この監督の映画はどれも好きなんだが、はて内容はというと殆ど覚えていない
なぜなら大抵は鑑賞中、以下のような思索に耽っているからである↓
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黒澤の『生きものの記録』、あれは実…
私は性格が悪いからか、すごく楽しかった!
これはベルイマンの父への復讐か何かでしょって思えてしまった。
妻に先立たれたことで信仰心を失って悩む牧師の姿を通し、「神の沈黙」をストレートに表現している…
漆黒のような黒が目の奥に鮮やかに残る
超高感度フィルムを通す滑らかな深さにベルベット感あります
象徴的なショットの美しさとは反対に人間の狡猾な顔が
自分を守るための防衛戦を張りまくる
言い訳ばか…
【神父だってつらいよ】
「死ぬまでに観たい映画1001本」掲載のイングマール・ベルイマン映画『冬の光』を観た。映画仲間からポール・シュレイダーの『魂のゆくえ』の元ネタだよと言われていた。ベルイマンも…
欠伸をする余裕。耳が痛い時を刻む振り子。乾いた咳と毛繕い。ひとりずつ対話。父への疑念。窓の外の雲は晴れるや雪景色の中を自家用車が発つ。川の激流。教会に響く音楽と唄を真面目に。疲れきった表情でも職は続…
>>続きを読むある牧師が信仰に自信が持てなくなって大変な話。
頼ってくる信者を救う事もできず、妻を亡くした寂しさから関係を持った女性を拒絶し、利己的で都合の良い信仰で自分を偽り続ける事に限界が来ても、神は沈黙を…