処女の泉に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)- 5ページ目

「処女の泉」に投稿された感想・評価

春の訪れに理由はない。

16世紀、敬虔なキリスト教徒である地方豪族の一家。
愛娘のカーリンは、身重の使用人インゲリを連れ、奉納のため教会へ向かう。道中の森で貧しい三兄弟と出会ったカーリンは食事を振…

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ガンプ

ガンプの感想・評価

4.0

各種の内容と表現については、聖書と北欧神話の教養が必要。

しかし、「白黒映画の光と影の美」「間」「演技」については、その表現のみにしても良質である。
malshal

malshalの感想・評価

3.3

純潔な娘が
惨たらしい
襲撃に
あってしまう

追いはぎ
三人衆は
まんまと
娘の家族の家へ

復讐し終えた
マックスフォンシドー

神の沈黙を嘆く
そして
泉がわく

罪の意識に
嘆くのなら
復…

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daichi

daichiの感想・評価

3.5

ベルイマンが黒澤の羅生門に深い感銘を受けて作られた作品

ベルイマンには神の不在3部作があるが、この作品は決して神の否定を目的にしているのではなく、人間が神に祈ることと神が人間に罰や赦しを与えること…

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mi

miの感想・評価

4.0

無垢な女の子が強姦されて殺されるのはもちろん可哀想だけど、強姦には加担していない上、兄2人から明らかに虐待を受けていそうな男の子が殺されてしまうのが悲しい。殺される直前、家のおばさんが「神様は見てい…

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赤ずきんみたいな話。
カエルとかカラスの反復には象徴性だとか何かしら意味はあるんだろうけど、こういう映画苦手なんだよな(「ミツバチのささやき」めちゃくちゃ苦手だし)

森の中で動物や強くて「優しい」男たちに囲まれる無垢な少女、っていう画面の構図とその後の展開が、なんとなくディズニーなんかの伝統的なプリンセスものが見せる幻想への痛烈すぎる批評に思えちゃった。

その…

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スベン ニクビストのモノクロ映像の美しさよ。

火と水

光と影

野蛮と無垢

劇中の無音楽による
更なる緊張感
神は存在するのか否か。
ストーリーが随分分かりやすいなと思ったら、脚本がベルイマンじゃないのね。
見やすくて綺麗な映画だったけど、今まで観てきたベルイマンの中では、あまり好きではないかも。

あまり好きじゃないタイプのベルイマン。
時代背景を考えれば相当ハードな凌辱描写や純粋な怒りのみが感じられる復讐描写こそあれど、根底にあるのは説教臭いキリスト教映画だと感じた。

ベルイマン本人も自覚…

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