春の訪れに理由はない。
16世紀、敬虔なキリスト教徒である地方豪族の一家。
愛娘のカーリンは、身重の使用人インゲリを連れ、奉納のため教会へ向かう。道中の森で貧しい三兄弟と出会ったカーリンは食事を振…
純潔な娘が
惨たらしい
襲撃に
あってしまう
追いはぎ
三人衆は
まんまと
娘の家族の家へ
復讐し終えた
マックスフォンシドー
は
神の沈黙を嘆く
そして
泉がわく
罪の意識に
嘆くのなら
復…
ベルイマンが黒澤の羅生門に深い感銘を受けて作られた作品
ベルイマンには神の不在3部作があるが、この作品は決して神の否定を目的にしているのではなく、人間が神に祈ることと神が人間に罰や赦しを与えること…
無垢な女の子が強姦されて殺されるのはもちろん可哀想だけど、強姦には加担していない上、兄2人から明らかに虐待を受けていそうな男の子が殺されてしまうのが悲しい。殺される直前、家のおばさんが「神様は見てい…
>>続きを読む森の中で動物や強くて「優しい」男たちに囲まれる無垢な少女、っていう画面の構図とその後の展開が、なんとなくディズニーなんかの伝統的なプリンセスものが見せる幻想への痛烈すぎる批評に思えちゃった。
その…
あまり好きじゃないタイプのベルイマン。
時代背景を考えれば相当ハードな凌辱描写や純粋な怒りのみが感じられる復讐描写こそあれど、根底にあるのは説教臭いキリスト教映画だと感じた。
ベルイマン本人も自覚…