このレビューはネタバレを含みます
シーンの変わり目に工夫を凝らしていて面白かった。特にまどをすり抜ける様なカメラワークはスムーズに、違和感なく取り込まれていた。
最初の妻との心の距離が空いてしまう様子のシーンの撮り方がよかった。最初…
一生を通じて探し求めたものをキーワードとして見出そうとする随想録というのかな。
『当日の技術では』などの表現ではなかなか傑作と感じることができないが、ある富豪の人生を統括するにあたってキーワード「…
アメリカ映画ベスト100の第1位に選ばれた『市民ケーン』は現在でも市民権を得ているのか?
というくだらない冗談を考えつつ本作を観ていた。アカデミー賞にも9部門ノミネートされているし(妨害にあって受…
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ーバラのつぼみー
記者に全てを得て、全てを失った人物と言われていましたが、唯一「欲して得て、最後まで失わなかった物」があの遺言の言葉が刻まれたソリだったのではないでしょうか。そしてそれは、最も幸せ…
世界の名だたる巨匠や評論家から多大な評価を受ける歴史的作品。
その所以は撮影技術や編集テクニックの革新。「映画の教科書」とも呼ばれる一作だが私はそれらに関しては素人であまり詳しく評価できないが戦時…
雑誌「ロードショー」読者だった僕には、ジェリー・ルイスと共に、“家出のドリッピー”のおっさんという認識だったオーソン・ウェルズ。もはや一般教養レベルな映画というものが幾つか存在するが、観る機会がない…
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