あまりに衝撃的、余韻が抜けない。
エンタメ的な意味での"面白い"においては物足りなさもあるがそれ以上に完成度の高さに圧倒された。
少年期に受けた同性間性暴力被害そして射殺というトラウマが「普通の人…
ファシスト政権下のイタリアをテーマにした話?だったので、歴史的背景をあまり知らない私にとっては退屈な映画だった
サムネに惹かれてみたものの、歴史色が強く内容も個人的な人物よりも歴史によって動かされ…
・圧倒的な絵の美しさ、濃い陰影と動的なレイアウトの連なり
・ダンスのシーンが特にそうだけど、動いていくカメラの中で一つずつの要素が順番かつ一つのまとまりとして提示されていく流れがめちゃくちゃ綺麗
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『ラストエンペラー』でアカデミー賞を受賞する巨匠ベルトルッチが、若き日に性と政治の危険な関係に切り込んだ野心作であり出世作。イタリアを代表的する作家アルベルト・モラヴィアの『孤独な青年』を自ら脚本化…
>>続きを読む普通であることへの強迫観念に抗えず、自分にとっての本物を遠ざけてしまう男の話。とにかく画面の力が強い。大胆に配合された光と影が生み出す力強い美と、精緻に配置された人間たちの動きが交響曲のように奏でる…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
いやぁこれはヤバいわ。ストーリーは正直右から左に抜けていくのは否めないんだけど照明、構図、撮影、運動が一級品で見入ってしまう。ゴダールの「気狂いピエロ」がストーリーが右から左に抜けていってはまらずゴ…
>>続きを読む政治と性を哲学的な映像で表現する本作は難解ではあるが、確かに映像は美しい。特に、列車の車窓からのオレンジ色の夕陽、二人のダンスシーン、そして暗殺の森、記憶に残るね。洞窟の比喩のごとく、彼が追い求めて…
>>続きを読む現在と過去、虚構と現実を表す青と赤の印象的なポスターも好きだけれど、あのダンスシーンのポスターも最高に良い。
ベルトルッチ作品が気になった方は是非「1900」を……!!!
インド映画より長いですが…