《笑って泣いて、お悔やみ申し上げます》
◎80点
【午前十時の映画祭初上映】
1984年/日本/カラー/124分
伊丹十三初監督作品。
過去鑑賞済。
【あらすじ】
CMの撮影中に突然、妻・千鶴子…
■非日常の「お葬式」での人間模様が面白い〜♡■
2023年度「午前10時の映画祭13」の邦画は、伊丹十三監督の2作品〜🎬
最初は乗り気ではなかったが、実際見たら、めちゃくちゃ私好みの作品…
おそらく40年弱前くらいにテレビで見て以来の鑑賞。今回は午前十時の映画祭にて。
当時の人気俳優の演技はもちろん、今ではベテランになった俳優達の若かりし頃の姿も見どころ。焼き場の職員が小林薫だったり…
《内容》
役者夫婦が、急逝した父親の葬儀を
親族一同でどうにかやり遂げようと
する姿を描いた映画🎦
《詳細》
『マルサの女』『スーパーの女』の伊丹十三初監督作品。
《感想》
「これは映画だ、映画…
とても第一回監督作品とは思えない作品。伊丹監督がそれまで書いていたエッセイ等の集大成のように見える。再見して感じるのは、心に残るシーンしか覚えてなかった事だ。こんなに細かく描き、ナレーションが多い事…
>>続きを読む伊丹十三初監督作。
山﨑努、宮本信子、菅井きん、奥村公延、「東京物語」の笠智衆、黒澤明映画の常連藤原釜足、や後に伊丹映画の常連になる大滝秀治、津川雅彦出演。
伊丹監督自身が妻・宮本信子の父の葬儀…
奥さんである宮本信子のお葬式をもとに作ったというだけあって、マルサや他の映画に比べてゆったりと、事件性もなくすすむ面白い構成だったと思います。なんだか小津映画みたいでもあったかなぁ...。なので情婦…
>>続きを読む親族が亡くなって葬儀が終わるまでの3日間を、とても詳細に描かれている。
あるある、こんなだよなあ。と自分の経験と照らし合わせながら見ていると、自分が死んだ時もこんな風にしてくれるのだろうか?なんて考…