毎回3時間近い上映時間なのに長さを感じさせない(慌ただしい展開というより友人宅で寛いでたらいつの間にかいい時間…みたいな)実時間と体感時間の心地よいズレみたいなものが言語化しづらいリベットの魅力では…
>>続きを読むとにかく衣装が最高だ。今まで観た映画のなかでも屈指の素晴らしさ。
謎の多い女演出家が主催する(というか単独で開いている)演劇学校に通う女の子たち。そのうちの4人はひとつ屋根の下で暮らしており、原題の…
ストーリーだけを掻い摘んで仕舞えば取るに足らない話ではあるものの、そうもいかないのがこれまた女の社会で、世界そのものが彼女たちの舞台である事を再認識させられるような、これはまたなんとも噛み応えのある…
>>続きを読むいやあ、おもしろい! 永遠に続くのかと思われるくらい長くて、実際、永遠に引き延ばすことはできたはずなのに、えっ、そこ? というところで突然訪れる終幕。後半、次第にゴダールめいていく色彩の中で、やっと…
>>続きを読む上映時間が2時間半を超えているが、4時間でも90分でも良いと思う。
というのは、ストーリーは2時間半引っ張ってこれかぁ…という感じでいくらでも切り詰められるはずなのだが、(もちろん良い意味で)映像…
最高の女映画。
珈琲カップが卓に置かれる音、小銭を数える音、店を出るドアの軋み。そして何より強固に響く靴音。それがそのまま舞台の稽古に繋がる冒頭から圧倒的。謎の演劇学校とその講師、共同住居の女性たち…