70年代ソ連制作で自然への観念投影という、どう頑張ったってタルコフスキーを意識せざるを得ない状況でしっかりクロサワイズムを貫けているのが凄い。物質主義、消費社会を冷笑する大自然の洗礼と、非文明人の神…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
良かった。名作。悲劇だからこそまるで何事もなかったかのように演出する。デルスの語彙は乏しいが、それは自然と言語がまだ近しいから。自然に根が付いている言葉だけが語られる。ロシア語の響きが心地よい。ロシ…
>>続きを読む少し前にDVDで再見。デルスの風貌がすき。こう何というか、決してドキュメントでなく映画的であり、いま観ると宮崎アニメにも似た感動がある。未見の方はぜひ一度都会の喧騒を忘れデルスと探検の旅に出てみて欲…
>>続きを読む割と単調で長尺の割にはさほど大きく物語が動くことはないんだけど、大自然の映像だったり、コルド人であるデルスの人並外れた能力だったりとあって見所はある。 衰えたデルスが隊長の住む街に行くと全くの役立た…
>>続きを読むいや~面白かった!👍️
ある種 有名な作品ので多くは語りませんが、時代を越えてもガシガシに伝わってくる 黒澤明の超人的クリエイティブな才能を凡人の自分にも解る様に突き付けてくるスゴい作品。
太陽…
1902年ロシア、探検家・アルセーニエフは地誌調査のため、隊員を率いてウスリー地方に赴いた。広大で美しい自然の中、彼らは夜になると野営をし休息を取っていた。
ある夜、彼らのキャンプにゴリド人のデルス…
二人の男の友情は何故にこうも胸に刺さるのか。『ショーシャンクの空に』や『プライベートライアン』、またそれに準ずる"友情"の傑作に劣らない黒澤の大傑作です。
①「美しい森林(タイガ)」
本作のほとんど…
黒澤明監督作品。
20世紀初め、地誌調査の為にシベリアにやって来たアルセーニエフは、密林の中で猟をして暮らすゴリド人のデルス・ウザーラと出会い、デルスをガイドとして探検を共にするが・・・という話。
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