「現在の情況の泥沼に心底うんざりしている人びとが、頭をひねるべきなのは、世界システムの内部での、このシステムじたいからの、地球規模での脱走の方法および脱走者への支援である。いまの情況下で見るべきもの…
>>続きを読むブレッソン初期の脱獄映画。
主人公が刑務所に連れて行かれるオープニングで、「クローズアップとカッティング」「長回しの緊張感」「音に合わせて隙を見つけて行動する」といった、この映画の基本ルールが示さ…
この映画は真実である、と触れ込みがあったから相当な疑いを持って鑑賞したが、そんなことはどうでも良かった。呼吸、視線、表情、ためらい、から溢れ出る緊張感が映画全体を満たす。こんなにハラハラする映画が他…
>>続きを読む〈作ってわくわく♪抜け出してわくわく♪〉
手元に焦点を定め、事象を淡々と書き留めていくブレッソンの映像美学は、「手口」を観察することに醍醐味のある脱獄劇と驚異の相性をみせる。扉の溝をほじくるだけ…
言わんでも見せんでも聴かせんでもわかるところの、作品としての粋さ、、によって男のすげえ面構えをじっと見つめられる嬉しさ、、みたいのが1ミリも飽きさせてくれない、、すご。引き算。またはそれ以上足さない…
>>続きを読むフランスのレジスタンスの活動家がドイツの収容所から脱獄する話。実話だそうです。
箇条書きのように記述された脱獄マニュアル。緊張感いっぱいでした。
万が一、捕虜になったらと思って観ていました。
…