監視社会の恐怖政治を描いたディストピア。ブラジル、時計仕掛け・・ブレードランナーとか全てのディストピアSFや侵略SFに影響を与えて北朝鮮ではまさに現実!な60年前の映画。すごい!全然古くない!後半す…
>>続きを読むグローバリズムの行先は全体主義に行き着く事は分かっている。
その全体主義はグローバリズムとナショナリズムの対立構造をも崩し、情報だけが価値を生み全てを支配する世界は2021年も同じ。
国境のない…
このレビューはネタバレを含みます
尺の都合等で仕方のないことかもしれないがさまざまな要素が簡素化されていたことがやや不満。特にオブライエンが別人になっており彼の存在感がかなり希薄になっていたところが良くない。個人的に最重要人物だと思…
>>続きを読む個人の「自由」が全体主義によって容赦なく捻り潰されていく様を描いた、イギリスの作家ジョージ・オーウェルによるディストピア小説の金字塔『1984』(49年)の3度目の映像化作品。前2作はテレビドラマ…
>>続きを読む絶対的な権力の前で、自分を保つことはどこまで可能か?
第三次世界大戦後、絶対的権力ビッグ・ブラザーによって管理されるオセアニアが舞台。共通の敵(他国)を憎み、また国民を恐怖で統制する監視の目を凌ぎ…
1984といえば、やはりこちらかな。
ビッグブラザーのポスターが印象的だよね。
小説により忠実なのは1984年のリメイクバージョンのような気がするけど、でもこちらはこちらでむこうにないシーンもあるし…
映像美で抽象的な84年版よりも説明的だが見易く、より人間的な感情面が露わになる。
シンプル。
革命、ロマンス要素に焦点を当て、84年版よりも更に深い絶望を与えてくるラストが最高。
この作品がほとん…