わー素晴らしい
老師は老師で「美しさ」に執着しているような描写も良い。
美徳なんて言葉も有るけれど、見た目のことにとどまらず人間は美しさというものに魅了されてしまう。
映画だって、つなぎの美しさ、構…
三島由紀夫原作の「金閣寺」を映画化。
劇中では"金閣寺"という名称を使うことが許されず、"驟閣寺"という名前に変更されている。
まず、素晴らしかった
白黒だからこそ燃え上がる金粉が残酷で悲壮なれど、…
テロリストの孤独。美にとらわれ、執着があるからこそなのか、肥大していく夢想と自意識。吃りという劣等感。そして心の闇。原作『金閣寺』の美しい叙事詩から甘美な部分を削り泥臭さをプラスしたような名作。
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三島由紀夫の『金閣寺』を市川崑監督が映画化。実際の事件を元にしています。
主演は市川雷蔵。美剣士のイメージを打ち破ってのハマリ役でした。
撮影は、宮川一夫。美しかったシーンは多々あるけど、特に火…
市川雷蔵にとって初めての昭和が舞台の作品だったらしいけど、個人的に彼の演じたもので一番好きかもしれない。
というか吃音のナイーブな人間というのに結構共感を覚えるってのもあるけど、彼が演じると神秘性…
父親が見せてくれたソービューティフルな驟閣の思い出だけを生きる糧として寺で住み込み学生をしている溝口サンは、上手い尺八奏者の悪友に現代人のいやらしさを刷り込まれて徐々に住職らに不信感を覚えていく
…
「自分は吃ってるから」と、自身に足枷をつける溝口は他者から理解してもらえないと思い、その思考は段々と偏った感情を生み出していく。恐らく驟閣寺は彼がどれだけ人に傷つけられ、汚されようと揺るがぬ彼にと…
アメリカンアニマルズを見た後なので余計に辛かった。単独が過ぎる犯です💥
黙秘が雄弁。
監督ごとに色んな金閣寺の燃やし方解釈があると思うとこの世の映画監督全ての金閣寺を見たくなってしまうな。1番監督の…