相米慎二監督の観る
脚本 田中陽造
撮影 長沼六男
青森県大間。衰え感じながらマグロ
漁続ける房次郎、娘トキ子、彼女の
結婚相手俊一。三人の濃密で骨太な
家族ドラマ
相米監督と言えばの長回し
…
相米慎二作品の中で、最もカット数が多い作品ではなかろうか(笑)
それでも、やはり1カットが長い。海の上の漁船で撮影していることを考えたら、異常な長回しである。
脚本の骨太さも注目したい。ラストなど…
これを観たら漁師になる人減っちゃう気がするが、佐藤浩一の漁師として周囲に認められるために追い詰められる姿は、村社会の悪しき風習の犠牲になったようにも見える。
緒方拳、十朱幸代はもちろん、夏目雅子の…
マグロに命を捧げる男たちと女。
あまりに過酷で文字通り命懸けの漁は理解し切ることは不可能だが、そこには確かに浪漫とダンディズムが存在していて、易々と無謀だとも言い切れない。
そして、その満ちあふれた…
緒方拳さんが本物の漁師にしか見えなかった。夏目雅子さんが父親との関係を断ち切れないところが可哀想であった。生まれ育った土地を離れることの難しさを感じた。圓楽さんやレオナルド熊さん、十朱幸代さんも良か…
>>続きを読むマグロを捕獲するのにテグスを使うのは知らなかった。今もそうなのかな?
でも、いくらボーっとしてたとしても、顔がテグスに巻き込まれて、ズタズタになるって…あり得る?😅
雨の中、びしょ濡れで元旦那から逃…
描かれるのは漁師としての矜持だが、その矜持に酔う男性たちに振り回される女性たちの姿が不憫に映った。過酷な漁師業においては、自分の実力と運を信じられること、そして心身を回復させる「帰る場所」があること…
>>続きを読む当時、渡哲也が「マグロ!ご期待ください!」というCMに、「マグロ一本でドラマは無理だろうがよぉ!!」と中坊ながらに思っていた。
だから、相米監督と言えどマグロは……と観る前からあんま期待してなかった…
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