観た人はこれ字幕なくてわかるのか? 周辺者、部外者に汚れを押しつける、危険なものはすべて外からやってくるとする排他的なイエ制度が支配する農村で、ここまで問題が明確にも関わらず、なぜそのイエの制度のも…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
戦時中にアメリカの飛行機が撃墜され、森の奥の谷間の村に黒人兵が落下傘で降りてくる。山狩りで捕らえた黒人兵をどう処置するのか、県の指令がくるまでの間、村人たちは地主の納屋で黒人兵を「飼育」することにな…
>>続きを読む1945年/夏/日本、獣用の罠にかかった黒人米兵を田舎の集落が発見し、小屋で飼育することになる。その後、村人同士のいざこざから生まれた鬱憤が次第に捕虜に向けられるようになり、やがて事件が起こる。事件…
>>続きを読むなんとも後味の悪い、暗い話だが、戦争による人々の狂気や閉塞感を生々しく描いている。
無知や無教養による差別や偏見は、いつの時代にもどんな場所にも、程度の差こそあれ存在する。
米兵を逃がそうとした少年…
1961年製作公開。脚色田村孟 。大島渚監督作品。冒頭配給大宝映画と出て混乱期だなあと感慨深い。『狂熱の果て』という脳漿作品を観たのは昨年だったか。
大江健三郎の原作。彼の作品は、10代後半に義務…
ドチャクソ害悪な三國連太郎、声がでかいから追い詰められてもデカい声で誰かのせいにしまくって生き延びる害悪本家...
若者、女の無言の悲しみと不信の視線が満ちて、最後の「祭り」が異様。みんな「嘘だ」と…
シンプルに日本キモ…村社会キモ…男キモ…となった。女性の嘔吐で始まり嘔吐で終わるのが印象的。戦争をマクロでもミクロでもない中間地点から描いた作品として素晴らしいと思う。大江の原作は読んでないけどいつ…
>>続きを読む太平洋戦争末期の日本の村で、狩猟の罠に捕まった黒人が飼育される話。
黒人の処遇を巡って起こる衝突を描くことで、閉鎖的なムラ社会の歪みを浮き彫りにしている。終始、殺伐としていて陰惨。子供も大人も大概…
大島渚プロダクション