このレビューはネタバレを含みます
原作未読、初見。
婆さんを山に捨てる、というだけの話だと思っていた。まぁそれだけでは映画として成立しないのは自明だが。
小説「楢山節考」に他の作品の要素を組み合わせて映画化したものであること、山奥…
いろんな人からアカウントを聞かれてひさびさにログインしてみる。自分の感想を偉そうに「発信」することに違和感があるのでまたすぐに消えそう。書いてはいるけど。
というわけで、
今村昌平『楢山節考』…
深沢七郎シネマティックユニバース(通称FCU)の総決算を作りたかったろうけど、東北の神武たち要素は入れなくても良かったんじゃ無いのかなぁ
冒頭のカメラワークと音楽は確実にブレードランナーオマージュだ…
生きていくことは順番がある。
悲しみはあれど、死があり、生まれくる喜びがいる。
本来、人の手でなぞ操作しないでいい領域を、神様はさせる時があって、それは残酷だ。
残酷だから、今を感謝するんだとし…
今村昌平の作品初めて観たけど、ファンタジーでもありヒューマンドラマでもありホラーでもあり、何とも形容し難いジャンルだと感じた。
時折動物の交尾や捕食シーンと村の人間の様子が重なり、むしろテーマは「生…
戦前なのか、江戸時代の話なのかよくわからない。銃で狩りしてたけど、、、
リアリティあり、でもファンタジックでもある。
とにかく坂本スミ子の役作りの出来上がり具合が傑出している。それだけでパルムドール…
【飛躍】
閉塞感? 何故かラース・フォン・トリアー監督「ドッグヴィル」(03年)がピーンときました
飛躍と書きましたが、意外と冴えているかも?
【感想】
ずばり、“営み”の映画でした
“食うため”…
【第36回カンヌ国際映画祭 パルムドール】
大島渚の『戦場のメリークリスマス』がパルムドール最有力と言われていた中での大逆転で、この他にもブレッソンの『ラルジャン』、タルコフスキーの『ノスタルジア』…