このレビューはネタバレを含みます
地に足のついたような強さ、浮き足立つのとはまた違う画面の楽しさ、勝新のためもあるか
あの祇園太鼓には参った、、
しかし拍手喝采を浴びることはない
水の滴る音がただ響く
こんな想いを抱いて最期を迎…
傑作!
勝新太郎をスクリーンでみれる嬉しさで劇場がいっぱいだった。ちょっと勝新がガキンチョ助けるだけですすりごえ。勝新太郎がかわいくてかわいくて、大好きでたまらない。
あの東京暮色の有馬稲子がこん…
寄り・引きのショット、ロングショットやローアングルの切り替えが見事で感激した。しっかり重厚に見せても100分を切るランタイム。これだよこれ〜。喧嘩や和太鼓のエピソードはそれぞれが散文的で独立している…
>>続きを読む「東京暮色」を見たときに、
結末のあまりもの酷さに心を打たれ、
主演女優の名前をすぐに調べてですね、
ちゃんとその後も女優さんとして活躍されてるのがわかって安心したんですよ。
その女優さんがまさに…
松五郎の一生は果たして、未亡人の思慕だけで語れるのか。
僕は彼の生きざまを貫くものに、「義」を感じてやまない。
偉そうに講釈を垂れる僕にもない物だが、恋慕の情だけであそこまで他人の為には生きられ…
壮年(あるいは老年)期にさしかかってからの松=勝新太郎の演技が異様に重苦しく、ほとんど無惨と言いたくなるほどメイクも暗い。最後まで笑顔だった阪妻とは大きく異なる解釈だが、終盤の太鼓のシーンでは人が…
>>続きを読む坂妻の1943年版が検閲によりカットされたものであるに関わらず、至宝であることに変わりはないが、これも良い。
この1965年版・勝新の松五郎の最期は、誇り高き老獣が静かに天に召されるが如し。ポスター…
グレタ・ガーウィグ版を観てから、「ひとり若草物語祭」してたのが、ついこないだの気がするが、大林さんの遺作を観たら、こんどは「ひとり無法松祭」しちゃってる。
というか、勝新バージョンは存在すら…
無法松映画化4作品中最後発だからか、妙にカラー映像が綺麗過ぎて....というより、違和感なく自然に見えるものですから、最初の方は心配しました。よくある2時間テレビドラマの絵面に見えてしまって、、…
負けん気が強くて情に厚くて不器用な松五郎に勝新のイメージがシンクロする。
吉岡親子と松の疑似家族な距離感が優しくて暖かい。
吉岡夫人の有馬稲子の年月を経ても見た目が変わらないのはなぜだ。
勝新のドタ…