これは難しいテーマでした。
復讐はどこまで許されるのか。それとも復讐なんてもっての外なのか。ちょっとした仕返しレベルならOK?ナイフが登場したらOUT?言葉で罵るのはOK?身体的暴力ならOUT?こ…
内容(「キネマ旬報社」データベースより)
アカデミー賞外国語映画賞を受賞したスサンネ・ビア監督による感動ドラマ。デンマークとアフリカの難民キャンプを行き来する生活を送っていた医師・アントン。学校で執…
二つの家族における「復讐」と「赦し」がテーマになっています。
「復讐」を善か悪かで判断するのは難しい。世の中は白黒付けられる問題ばかりではないし、解釈は人の数ほど異なるものだとも思う。
ただ、「…
邦題とパッケージを見ると明るく希望を感じさせる印象だけど、原題は『復讐』で、その名の通り憎しみの感情や仕返しを扱っており、赦しについて考えさせられるなかなか重い作品。
デンマークとアフリカ難民キャン…
原題のヘフネンは復讐って意味らしい。
こういう子供の苦悩を描いてる系に弱い、
親の気持ちも、子供の気持ちもわかるし。
やっぱり子育てって、子供を育てるだけじゃなくて、親も育つ過程だよなー
結局…
デンマークの名匠スサンネ・ビア監督が描く暴力と復讐による負の連鎖。アカデミー外国語映画賞受賞作でもある本作。
パッケージとタイトルだけだと、一見明るそうな作品に見えますが、ところがどっこいズッシリ…
終始靄がかかったようなどんよりと重苦しい作品だった。
何処にも救いは見い出せないのではないかとさえ思える怒りの連鎖。
アフリカ難民キャンプでの場面はまさに究極の赦しとの葛藤。ただ「命」の尊さでは平…
復讐する事は愚かなのか。
劇中では、暴力での復讐は無益なものとして描かれてはいるが、イジメを止めたのも確か。復讐は「悪」として描かれてはいるものの、断言しきってはいないところがこの映画の生々しいとこ…
スサンネ・ビア監督なので、重いのはそれなりに覚悟していましたが、ガツンとくる重さでした。それでも観て良かったと思えるのが不思議。
善と悪の狭間にあるはずの壁が、いとも簡単に壊される瞬間。子供達に伝…