尾道で暮らす老夫婦は、東京で暮らす子供達を訪ね、上京するが、長男、長女とも忙しく、両親を東京見物に連れていく時間がない。
東京という都会で忙しく生活している子供達。
忙しいので、子供達は、両親を…
尾道を訪れた時、映画博物館のような場所でこのポスターを見かけた。広島なのに、東京物語とはどういう事なのか。ポスターの若い女性と、お年寄りの関係はなんなのだろうか。どこか引っかかったまま、なかなか観る…
>>続きを読む映画館で出逢えて、まず感謝。
お父さん役の笠智衆さん、表情や話し方、実直で素朴過ぎて、すごい表現力です。
亡息子の嫁役の原節子さん、日本人のお手本のようです。
お母さん役の東山千栄子さん、キャストで…
小津安二郎監督
67年前の映画だが家族、親子がテーマの本作は筋の古さを感じない。テーマがテーマだけにそれは普遍的なものだと時を経て証明している。
せっかく息子夫婦の家に来たのに邪険な扱い。
紀子役…
久しぶりに劇場で観た。しかも35㎜フィルムで上映だった。両親を亡くした今観ると、深く身につまされて辛くなる。もっとおしゃべりしておけば、優しくしておけば、いろいろとやっておけばよかったと、悔いばかり…
>>続きを読む随分と昔に観たはずだけれど、レビューが漏れていたのでもう一度観た。名作と言われているだけに、ちゃんと素晴らしい作品。身内だから優しい、血が繋がっていないから冷たい、なんてことはなくって、人間関係って…
>>続きを読む親子だからこそ心の距離ができたり、疎ましく思ってしまうっていうのは、少しだけわかるけど、わたしは大事にしたいと思いました 母にできるだけたくさんの愛を伝えたいし、わたしが与えられる経験をさせてあげた…
>>続きを読む初めて見た学生のときは杉村春子ちょっと酷すぎるだろうと香川京子のように引いていたが今見ると長女の振る舞いも分かる。「ね、幸せだったわね」と何度も繰り返すことでおのれの親不孝から目を背けつつ、幸せだっ…
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