ハリウッドなら全てカットされちゃうシーンだけを繋ぎ合わせたなーんもない映画なのに、映画好きが二人揃うと小津が好きだの嫌いだのわからんだの、あーだのこーだのそーだのと、いつの間にか佐田啓二と岡田茉莉子…
>>続きを読む泣ける。泣ける。泣ける。
これを若い頃に見ていたらまた違った思いがあるのだろうけど、、
結婚式終わってからの旧友の三人のシーンからラストまで。
私が嫁いで25年経ってから、父が私に、、
あんな遠い…
初めて観る小津監督作品。
カッチリとした直線だらけの背景に、家族との日常や友人・恩師とのやり取りをただ淡々という感じ…
やっぱりこの時代の作品を見慣れていないのもあるのかなあ、セリフもなんだか少し冷…
2回目。
いいね。
写真を繋ぎ合わせたみたいな映像。何気なく映像作品としてけっこーハッとするような攻めてる演出がたくさん。
シナリオやテーマはやや平坦だけど、味わい深い。
あと本来の楽しみ方とは…
このレビューはネタバレを含みます
戦後、復興も未だ終わらずそれでも町にはマンションが建ち扉を開ければいきなり畳の部屋で、人々の服装も和服やらスーツやらでカオスな時代。
男の力がまだまだ強かった時代、娘の結婚も父親次第なのだけど娘がい…
小津安二郎の遺作。
24歳、当時としては『嫁ぎ遅れ』の娘とその父。娘の結婚を案じる心と、老いて行く父の孤立感を描いた作品。
ある種普遍的なテーマではありますが、緻密な計算による画面の構図や、色彩…
小津ってなんだかムズカシそ~
と思っているあなた。
これ、公開時は20代の若い人たちもみにいった、お洒落なデート映画だったんですよ。
きっとカップルでみにいったあと、
「結婚したら、お姑さんお…
物語はそっと進む。登場人物の言葉遣いやら振る舞い方やら、確かに現代とまったく違う部分に驚くこともあったのだけど、この映画で主軸としてることは今も変わらない普遍的なテーマのように思える。嫁に行く娘と初…
>>続きを読むモノクロからカラーとなってもまだまだ続く嫁に行くのか行かぬのか問題。ってこれ、遺作なんですね。最後までこのテーマを貫いた姿勢は圧巻。
ラストの笠智衆の姿、以前にもあったよね。そういや団地とか、会社…
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