このレビューはネタバレを含みます
言わずと知れた小津の遺作にして集大成。凄すぎ。
父を思うあまり嫁入りができない娘、という「晩春」の焼き直しのような噺ではある。しかし、あまりにも見るべきところがたくさんある。
品があって色っぽい…
小津安二郎監督の作品はじめてでした。
笠智衆は男はつらいよの御前様しか観たことなかったので、お父さんの彼をはじめて観ました。
って言っても、笠智衆は「日本のお父さん」代表か
独特の喋り方(棒読みっ…
アンリーの恋人たちの食卓が好きだったから観たけれど、辛かった
台詞の棒読みと女性の描き方が無理すぎた
亭主関白 女は一歩下がって
どんな気持ちで見ればいいのか分からない
当時の日本の生活を知れ…
図らずとも小津安二郎監督の遺作ともなった本作。
年頃の娘を持つ初老の先行きを案ずる孤独がラストに向けてしみじみと広がり、観ている最中ではなく終わった後に後追いで心に染みてくるような味わい深い作品。
…
岩下志麻のインタビュー本を読んでいたので思い切って小津安二郎作品を。
個人的にはずっと苦手意識のある小津作品。
岩下志麻が、小津監督に言われた言葉、「人間の感情はそんな単純なものじゃない」という…
素晴らしい。日本家屋もありふれた日常もサッポロビールも広告も映画の中にあると全てが魅力的に見える。映画って現実の素晴らしさを再確認するためにあるんじゃないかと思った。
笠智衆と東野英治郎の対比がなん…
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