旬の美味さとほろ苦さ。
娘が嫁いでも嫁がなくても「人生は独りぼっち」だということを伝える役割を担うヒョータンは、四十年前の恩師であると同時に現在の反面教師でもあったんだなあ。
久しぶりの二度…
初めて見た小津作品。
何が起こるわけではないけど、何度も見たくなる。
何かを強く訴えかけているわけでもないけど、一人一人の人生と日常を淡々と描いているようで、ひとつひとつのシーンがなぜか印象的。
過…
多くを語る映画ではないのに、台詞や景色から時代背景が浮かびます。
嫁として家を出る娘と初老の男。
建前としての姿とその心の中身。
どの時代もどの国でも同じでしょう。
そんな時代のふとした、よく…
今を生きる特に若い世代が彼の映画を観て面白いと感じることがあるかどうかは疑問があるところではある。
が、少なくとも彼の作品が他とは明らかに異なっているということくらいはわかる。その差異というのが果…
名画と言われるだけのことはある。凄くいい映画だった。
出演者全員が、ほぼ台詞の「棒読み」! しかし全く不快感はなくむしろこれがクセになる。たぶん日本語の奥深さを出そうとしてこのような演出にしたのかな…
晩秋と似たような話だけ秋刀魚の味は高度経済成長時代っていうのもあって家族のあり方だったり男女の価値観の違いいろんな形で比較されてて新鮮だった
二世帯の大きな一軒家と一世帯の(当時は)高級団地、外に…
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