「英国式庭園殺人事件」
冒頭、17世紀イギリス。画家のネヴィル、ハーバート夫人と娘。館の主、旅行、12日間、12枚の絵、庭園、故意か偶然か、池での死体発見。今、奇妙なプロットと圧倒的映像美が交差す…
グリーナウェイだと思って期待しすぎてしまった部分もあるがテンポが好きじゃない。ワンカットが固定で長回しで、人物がそこ構図の中で動くわけでもない。ほとんど静止画の延長であるカットの連続なので助長的に…
>>続きを読む田舎貴族、夫の不在に画家に描かせた12枚の庭の絵。画家は報酬代わりに夫人に間男、いつまで経っても夫は帰らず、出来上がる絵には不審なモチーフ。それに気づいた夫人の娘は画家に肉体関係を迫る。やがて発見さ…
>>続きを読むグリーナウェイの中で一番好き。
好きすぎて瞬きしそこなって目が乾いてコンタクト落ちた記憶が。
暗い画面にこれでもかと詰め込まれた謎掛けにうっとりが止まらなかった。
ナイマンが金管を冴え渡らせ、弦…
「コックと泥棒」や「数に溺れて」を見ていたので、ピーターグリーナウェイによる独特なプロットや演出には慣れていたし、特にストレスを感じずに見ることができただけでも個人的にはこの映画を見た価値があった
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知るものではなく"見えるものを描く"、そんな絵画的な映画を作りたいと思ったという監督の形式主義的意欲作。
やっぱりこの人は絵画が原点にあるのだなーと納得した一本で、作品中には監督自身の描いた絵がたく…