藤田弓子さん演じる食堂を営む主人の妻、貞子はユーモアはあるが生真面目な夫に対して、いつでも明るく元気で、食堂を明るく照らす太陽のような大阪のお母ちゃん。旦那が突然2、3日失踪した時は、さすがに髪を振…
>>続きを読む森達也監督がニューズウィーク日本版に映画評を書いている。今週は、本作だったのと前々から何故かNetflixで配信されて気になっていたので再見する。公開当時世は、SF映画時代で、日本映画の貧乏には辟易…
>>続きを読む目線
モノクロの中でも、すごく眼が活きている作品でした。
あの時に囚われた大人たちと目の前の現実を見て生きる子供たち。
目線が違うけれど同じ世界を生きている不条理。
生命の終わりがなんともあっけな…
[何とも言えない余韻]
子供達の少々ベタっとした所があり、もう少しカラッと描いてもいいのかなと思う場面もあったが、なかなか良かった。
珠玉の美しいモノクロームの映像、一層その時代を感じさせ…
何度観ても良いです。田村高廣・藤田弓子夫婦の関係性や、子どもへの優しい眼差し、残酷な現実、どれをとっても良いのです。蟹を燃やすシーンや、田村高廣が手品を何度もやるシーンは、監督の子どもへの愛情あふれ…
>>続きを読む子供たちの夏の物語である。河岸のうどん屋の息子、信雄は舟に住んでいる少年きっちゃんと友だちになる。戦争から10年たった大阪が舞台だ。
信雄は何度か死に接近する。知り合いの男たちが、あっけなく死んで…
「午前十時の映画祭」にて。
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舞台は昭和31年の大阪。
こてこての大阪弁が心地よい。
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時には強烈だけど、いろんな経験をしつつ、三人の子どもが成長していく様がとても良い。演技も素晴らしい。
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何度観ても泣けます!
劇場公開時、リバイバル公開時にも劇場に足を運ぶ度に、満席でしたが、本当に素晴らしい日本映画を代表する名作です。
昭和31年の大阪安治川河口を舞台に食堂に住む少年と、対岸に繋が…
「子供の視点を通して描くことで、自身の実人生と照らし合わせて考察することができるのである」というような一文を、原作の解説文かなにかで読んだことを思い出した。
好きで生まれたわけじゃない、は大人にし…
木村プロダクション