このシリーズは加藤泰監督の作る話が個人的にハマりますね、同じアングルのシーンが多くその細かな違いを比べると何が変わり何が統一されているのかということがわかってきますね、伏線的な意味でもかなり重要です…
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シリーズ7作目。鶴田浩二がゲストだったのだが最後まで使わないという演出が斬新。監督は前作に引き続き加藤泰が務める。まあ特徴的だこと。陸軍省に現れるお竜。珍しく現代感が出ている。公害問題を裏テーマに置…
>>続きを読む生活困窮に喘いでいる寒村を訪れた女博徒(藤純子)が、村の存続の岐路に立たされているヤクザ者(鶴田浩二)と出会う。明治時代を背景にして、気骨ある女博徒の活躍を描いている、人気シリーズ第7弾。
帝国陸…
7作目、群馬の公害を扱ってます。公開時期を考えると戦後日本の公害問題とぶち当たります。社会派ですが、ちゃんと緋牡丹博徒シリーズの筋におさまってて素晴らしいです。構図も最高です。ラストの戦いの構図は…
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まさになぶり殺し(殺されない)にされる鶴田浩二。
大木実の潔さ。
三郎、男には負けるとわかっていても闘わないといけない時があるんだよ…
軽くしゃべってるけど、鶴田浩二ここにむちゃ心込めたんちゃうやろ…
画面手前に流れる廃水や、水車小屋、そしてラストの手水舎(?)。今作は”水”がテーマ
階段を挟んだ屋内のカットや、竹林での戦闘の、画面の収まりの良さが印象深い。
あとは鶴田浩二の遺体の前で5分くらい…
ローアングル固定カメラ。縦に狭くしかも手前に物を置く変な構図。最後の斬り合いなんかすげぇよな。まず水路の滝の下から撮って、斜め上からのカットを挟んで、今度は滝の上から二人を写す。そこに敵が倒れ込んで…
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