ルキノ・ヴィスコンティの映画は、僕が住んていた地域の映画館で上映されることなんてなかった。
映画雑誌の年末のベストテン企画、特に映画評論家が選ぶベストテンなどで、ヴィスコンティの映画は必ず上位にラ…
若い頃に見てヘッセの『荒野の狼』を彷彿とさせる設定に引き込まれた映画。久しぶりに見たがやっぱり若い時に見た時の印象とは違う。
豪華で美しいイタリアのアパートメントもさることながら登場人物が目を見張…
2025年・147本目。
静かな暮らしを求める教授から無理矢理な形で間借りするビアンカ達が理解不能。
言動も斜め上を行くのでこれまた観ててモヤモヤ。
教授の心境の変化が不思議でたまらなかったが、そ…
屋敷のゴージャスさがイタリアっぽくて良い。
成金家族に生活を浸食された教授は半ばそれを嬉しがっているようにも見える。
おじさんと青年の間の少し同性愛的な空気(空気のみということが重要だ!)を描かせた…
ヴィスコンティ初コンティ。「家族の肖像」と呼ばれる絵画をコレクションする教授のもとに、とある女性が「家の2階を借りたい」と申し出る。やがてその娘や愛人も住み着き、教授の平穏な生活が乱れていく…という…
>>続きを読む悲しい…ほんとに悲しい……
凪な気持ちに波風立てたくないし干渉されたくないから人と距離を置いている。だけどいざ関わってしまうとふいに心が動くような温かさに触れてしまって「人と関わるのもいいな、大切…
こんな隣人は絶対嫌だ。隣人がやかましすぎる。
The poem Lietta recites which she calls "Auden's last poem", "When you see …
教授の住む部屋はまさに彼の化身と言える。本棚の奥の隠し部屋は孤独を愛しながらも埋められない彼の心にぽっかりと空いた部屋。この部屋に入り込んできたヘルムート店バーガーが彼の心を乱す。
全編を通してカ…
(c)Minerva Pictures