キアロスタミは清水宏にも影響を受けているのではないかという説があることを知り、深く得心した。
子供を扱う手つきは勿論、引きのショットの類似性、ジグザグ、時にリアリティと虚構のあわいを漂う筆致、そして…
親から見捨てられた問題児たちを預かり更生を目指す学校施設のお話
約200名の子供たちが暮らしていて平均年齢は12.3である
午前は座学で学び、午後は実務として野外で体を動かし働きながら学ぶ
子供たち…
手のかかる子どもや不良を集めて教化する施設が舞台です。嘘をつく子ども、喧嘩をする子ども、盗みをはたらく子どもいろいろおります。施設での生活で矯正されてちゃんとした子どもになってゆきます。なかなか繊細…
>>続きを読む導入の説明からブニュエルとかだと施設の闇とか描かれそうだと思ったけど、清水宏の作品だと施設での生活とちょっとした問題を淡々と描いていて安心した。
キアロスタミの先祖みたいなカメラワークとドキュメン…
「学院」の、問題児を「普通」にするという考え方や、子どもに傷病者を出してなお水路開削を進める姿勢には無論古さを感じるが、公開年を考えれば作品のテーマ、スタンスは驚くほど先進的。モダン
授業をサボっ…
今では考えられないような風景ばかりで面白すぎた。手のかかる子ども達を預かる施設(修徳学院)でのお話。
預けられた子どもたちは施設内の各家庭に分けられ「お母さん」「お父さん」に育てられながら"良い子…
「家庭」という名のもとに非行少年・少女を集めた「疑似家族」
線路、塔というモチーフも効く
一見すると保守的に見えるかもしれないが、ものすごいラディカリストであることは、その構図、切り返し、時代を…