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鬱映画?
最初はシモーネ怒ロッコ……泣て感じだったんだけど段々ロッコもなんか…大丈夫かこの子…ってなっちゃって
シモーネ絶対人殺すなって思ったら案の定だし
結局チーロとヴィンチェンツォぐらいしかまと…
「故郷を離れていなければ…仕方ない、それも運命だ」
ルキノ・ヴィスコンティの映画監督としてのキャリア前半生-ネオレアリズモの時代-の集大成とも言える作品。
第二次世界大戦後の混乱からの復興途上、貧…
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ロッコが繰り返し「故郷に帰りたい…こっちは馴染めない…」て言うから、正直ずっと故郷にいてもそんな変わらんだろと思ってたんだけど、確かに都会に出てこなければあの状況は生まれてないもんな…てなった
「あ…
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チーロ的な役柄が五人兄弟の四番目に設定されてるのがよかった。チーロは終盤まで影が薄いけど休憩時間にルーカと話す中でシモーネとロッコについて怖いくらい的確な評価を言っていくくだりでもう釘付けになってし…
>>続きを読むやっぱりアラン・ドロンの美しさは群を抜いてるね。
この頃はメソッド演技をする俳優は少なく(多分)、大袈裟な舞台演劇だけど、その中でも感情にまかせて演技している部分もあって迫力がある。
兄貴も大概…
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凄い映画。あと結構見やすい。クラシック入門としていいんじゃないしょうか。兄貴は救いよう無いけど人間臭い。弟に女取られたの悔しくて仲間引き連れて強姦、弟〆るのは閉口。縁切りだろこんなんと思うけど、ロッ…
>>続きを読む面白い映画だったけど、それより何より気色悪さが勝ってしまった。。
シモーネは確かにキモいけど、ロッコの異常とも言える優しさが超絶めちゃくちゃキモキモキモくて超イライラ。
しかも、優しいキャラの癖にナ…
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ビスコンティは、大戦末期から戦後直後までは、共産党に入党し、その影響を受けていたが、やがて離党し、出自である貴族的社会の耽美主義に至る
この作品は離党後ではあったがなお現実社会のひずみについてネオリ…