チャップリン映画を連想させる演出、基本無音映画だけどときどきセリフが入ったりミュージカルになったり、、、面白い構成でした。
ストーリーは男の友情と工業化への皮肉を描いています。つっこみどころは多い…
取り敢えずって感じのテンションでメインテーマ歌いまくり。無声映画を思わせる台詞の少なさにより歌の陽気さが際立つ。懐メロ歌ったら金も地位もどうでもよくなってしまたー、という最高にごきげんなフィクション…
>>続きを読むルネ・クレール監督作。
大量生産の時代に生きる事の窮屈さ、生き辛さを皮肉り『自由』を得ようとする人々を描いた作品。
トーキーではありますが、役者の演技や演出はサイレントのコメディー映画のそれ。人…
さあ自由を我らに!
閉じ込められていたり、縛られていたり、制限があったり、それよりも外に出て太陽を浴びて青空の下で自由に生きよう!平凡な日常生活こそが「自由」なのだ。
しかしこの映画は単純ではない。…
No.52[ジャック・タチと「モダン・タイムス」の原点] 50点
「モダン・タイムス」が本作品の完全なパクリとして訴えられたのも分かるくらいそのものである。裁判はクレールの"チャップリンが真似して…
『モダン・タイムス』の元ネタと指摘されている作品だが、あちらよりはるかにアナーキー。脱獄して起業した囚人の工場が監獄そっくりの環境になっちゃうところからしてもうキレッキレにアイロニカルだし、ラストの…
>>続きを読む工場に吸い込まれるように労働者達はタイムカードを押し、流れるベルトコンベアに生気を無くしたように無言で作業に勤しむ。
チャップリンの『モダン・タイムス』と類似するシーンが多々ある、この『自由を我等…
このレビューはネタバレを含みます
À nous, à nous la liberté!と思わず口ずさんでしまう。
刑務所で友人だった2人がかたや1人は脱獄し社長になり、もう1人は刑期を終えて労働者になる。
2人の友情がいいなとおもっ…
歌って踊って楽しいトーキー黎明期の作品。
それ故かはわからないが、台詞ではない物の語り方がとにかく上手い。
お金に落ちる数滴の涙で、2人の友情のもどりを表現したところなんかポップでハッピーだ。
…