2012年のドイツ映画。アカデミー賞外国語映画賞でドイツ代表として選出されており、本国でも芸術的にかなり評価されている作品。第二次世界大戦が終わった後の1980年の東ドイツを舞台に描かれる物語。ドイ…
>>続きを読む東に留まることは、自分の幸せを二の次にすること。西へ逃れることは、誰かの生命を危険にさらすこと。ベルリンの壁が壊れたとき、バルバラの心の壁もまた、壊れたのだろうか。これもまた、ラストシーンがよく沁み…
>>続きを読むある決断を下すまでの物語か・・・逆だったら胸糞わりぃで心にも残ったが、まぁ、普通に考えたらそうするか。。。
脱北とかと違って、割と脱出もゆるく行われるのが意外。結構声大きく出してたけど・・・秘密警察…
ベルリンの壁が崩壊する〝9年前(1980年)〟の東ベルリン側目線、、西ベルリンへの亡命の疑いを掛けられた女医に対する〝監視の目〟、、地獄の〝収容施設?〟から逃げ出す少女、、そこに彼女達の居場所は無い…
>>続きを読む運命は車輪のように回りゆく。それは強風に煽られカラカラと音を立てては、カチカチと右に左にメトロノームの振り子のごとく揺れ動く。彼女は境界線の上に立ち、移ろいゆく愛の所在は掴めないまま。射抜くような瞳…
>>続きを読む2019年3月22日
『東ベルリンから来た女』 2012年ドイツ制作
監督、クリスティアン・ペッツォルト。
1980年、夏。
ベルリンの壁崩壊の9年前。
東ベルリンの病院から左遷されて、東ドイツ…
目力の強い主人公。バルバラのクールさが田舎町の風景に美しく映る… 美しい横顔が画面に惹きつける。ジャケットとタイトルで観てしまう映画だが、ただ彼女に魅入ってしまった。同僚の彼の優しさも、なんとも言え…
>>続きを読むクリスティアン・ペッツォルト監督作品初鑑賞。舞台は80年代初頭の社会主義体制下東ドイツ。シュタージの目を盗んで国外脱出を図る東ベルリンから地方に左遷された女性医師が主人公。サスペンスではあるが当時の…
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