増村監督らしい演出でエロチシズムとグロテスクな映像が4Kデジタル復元版によって鮮やかに映し出されていました。
男の情念、女の情念がスクリーンいっぱいに描かれて最後まで飽きることなく観ることができて満…
若尾文子映画祭
ずーっと観たかった作品。
『刺青』をスクリーンで観れたのは本当に良い思い出。
若尾文子さんはいつでも妖艶で綺麗だけど、この時期の美しさは正直言って異常。
肌も絹のように綺麗で驚いた…
増村×谷崎三部作のうち、最も評価が高い作品。谷崎潤一郎の二つの短編小説を合わせて脚本が書かれているからか、少し辻褄が合わなかったり、強引なところが散見されるが、そこは手練れの新藤兼人、よくまとめてい…
>>続きを読む江戸版の女体かよ。家を出たのは駆け落ちじゃなく、芸者に憧れてたっていう理由から長谷川明夫を使って家を出たんだろうな。そんな手を下さなかった彼女だけど、男と寝て自分の力で金を得て長谷川明夫を自分の手で…
>>続きを読むこれはお艶殺しに刺青が入ってる構成なんだね。女郎蜘蛛ってタイトルでもよかったかも。彫師の清吉(山本学)の出現が幽霊みたい。なぜそこにいる?みたいな。芹沢様(佐藤慶)の豪胆さとの対比だろうけど新助(長…
>>続きを読む若尾文子さん、「艶やか」という言葉が本当にしっくりくる女優さんだなぁと思って役柄というよりその存在に見入ってしまった。背中に刻まれていく蜘蛛の脚が長くて、身体を支配されているような、周りをも絡めとっ…
>>続きを読む映画館で見れた若尾文子映画際作品
女郎蜘蛛は彫師が生み出したものか、彼女の元からの性分なのか。気弱な新助に惚れる気の強いお通はとてもアンバランスに見える。しかし若尾文子は女性らしさも女性の強さも表…
スカパーにて。谷崎の小説「刺青」に「お艶殺し」をミックスした脚本とのことで、そこはかとないエロティシズムに加えストーリー性の高さも高くて見応え充分。
駆け落ちした大店の娘・お艶と奉公人の新助。遊び…
ラブサイコサスペンス。愛の逃避行の失敗。
背中の不気味な刺青が貶める官能的悲劇。
若尾文子、肝の座った演出が良い。
刺青の呪いなのか、次々と起こる事件。
先が気になる展開の脚本が良い。
あっとい…