丘の上の赤い屋根の小さいおうち。短い恋の物語。女中の選択。長く生きること。
たきちゃん(黒木華)のおしん的格好かわいい。柔らかい眉が田舎娘の優しさみたいなものを滲み出している。華さんの鼻声っ…
このレビューはネタバレを含みます
戦時中、山形から上京し、女中として働くことになった主人公は、奉公先の奥方やその息子らと穏やかな毎日を送っていた。そんなある日、奥方の夫のオモチャ会社に芸大出身のデザイナーが入社し、一家とも顔なじみに…
>>続きを読むソフィーの声は若い!モダンレトロなアコーディオンの音色がよりソフィーを連想させる...ソフィーもタキちゃんも背負うものが大っきいことで通じてる気がする。
松たか子の足をさするくだりはとてもエロくてキ…
死と隣り合わせの時代だったからこそ、生への希求が如実に映される──そんな話だ。ここでの生は性でもある。いや、性そのものだったのだろうと思う。▼それが人間の営みである以上、当然のことなのだ。多分、それ…
>>続きを読むこの映画は、かの最高峰アマデウスの、和製だと思った。苦しい胸の内は、表面上の懺悔だけではないと私は感じた。おばあちゃんは一度たりともそうは語らなかったけれど、あれは奥さまへの嫉妬や執念を秘めた行為だ…
>>続きを読む戦時中に小さいおうちで起こった話が、戦後そこに関わった人々の記憶の中に大きな思い出として残り続ける。不倫の話だけど「赤い瓦屋根の小さなお家」というかわいいイメージに盛られてかわいくなってる。家の調度…
>>続きを読む「小さいおうち」製作委員会