3人の男女が一堂に会する一部屋で独白的に話すドイツ人と沈黙で抗議するフランス人2人。そして独白とその合間に生まれる静寂の中でも刻一刻と刻み続ける針の音。
ドイツ人将校ヴェルナーのややロマンチスト的な…
フランス人の老父とその姪が、家に滞在しにきたナチス将校の独り言をひたすら無視し続けるというなかなかとんでもない話。人の話を作為的に無視してみることってたまにあるけど、コイツらはそれを半年続けるという…
>>続きを読む“adieu(さようなら)”
ヌーヴェルヴァーグの精神的父親であるジャン・ピエール・メルヴィル監督のデビュー作。
ほぼ密室劇でめちゃくちゃ低予算ながら隅から隅まで洗練されておりやす。
本当に無…
レジスタンス文学として名高いヴェルコールの同名小説を、自身もレジスタンス運動に身を投じていたジャン=ピエール・メルヴィル監督が映画化した作品。舞台は第二次世界対戦時のドイツ軍占領初期のフランスのある…
>>続きを読む「私」を委ねる超越性の問題としてのエキゾチズム、或いは第三帝国について。将校によってイデオロギー化された物語に、彼らは沈黙によってのみ抵抗する。そうやって将校の因果論による世界認識は次第に揺らぎはじ…
>>続きを読むフランスを愛する1人として家の2人のフランス人と接するヴェルナー。独り語り続ける誠実な彼の姿に、2人は抵抗の沈黙を貫きつつも心を動かされていく。しかし憧れのパリで彼が出会ったものはフランスを破壊せん…
>>続きを読む「ナチス・ドイツによる暴虐の数々が人々の記憶の中にとどまる限り本作が独仏間の問題を解決することはない」
なんて毅然とした前置きなんだ。
時計の音が沈黙を感じさせていて良かった。戦争がこの気高い人と…
反戦映画
人間同士の対話から、国と国との関係性を炙るのが面白い
ジャケットの表情が映画内でも印象的でまさに瞳が見所です
主題に対してこの尺、あっさりながらも堪能できますよ
私は好き
基本ピーチクパ…
amazonにあったから観ちゃったよ(^o^)/
こちらのオリジナルは、恋愛というよりドイツ人将校の人格者としての素晴らしさに焦点を当ててた。
お爺さんも、心寄せていたし…。
時計の音が沈黙…