240227 Bunkamuraル・シネマにて
タルコフスキーはどうしても冗長(悪い意味ではなく)だし眠さとの戦いだよな、、と思ったらみんなそうみたいで安心した。
帰ってユーネクストでもう1回見た…
アンドレイ・タルコフスキー監督の作品を初鑑賞。
本作品のテーマは「亡命に対する葛藤」であると考える。
タルコフスキー自身この映画を作成した後にソ連からの亡命を発表しており、本作品はそうした自身の亡命…
イタリア・トスカーナ地方。18世紀の音楽家の足跡を辿っていた詩人の旅も終わろうしていた。そんな彼の胸に去来したのは懐かしい光景。現実と虚構を織り交ぜながら描かれていく詩人の内なる世界。難解で理解でき…
>>続きを読むなんちゅう美的感覚の高さだこりゃ。
詩情純度が桁外れ。絵も音も言葉も全部ちゃんと詩でできてる!
前に家で観たサクリファイスがすごかったのが記憶にあり、劇場でタルコフスキーが観れるってんでワクワクで…
美麗で几帳面な構図、映像と、詩的なニュアンスによるストーリー。
抽象による複合的情報群はシーン毎にミクロ、マクロの解釈の余地を与える。
狂信者の叫びはある種タルコフスキー自身の吐露であるかもし…