イーダに投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)- 5ページ目

「イーダ」に投稿された感想・評価

つこ

つこの感想・評価

4.5

このレビューはネタバレを含みます

好き好き好き!

イーダの最後の決断、
修道院へ戻ったのか自由を選んだのか…
余韻がまた心地よい。

計算し尽くされたカットが美しすぎた。
余計な説明を排し、静かに抑えた演出が良かった。
生き残った人達にとっての『生きる』とは何なのか。

語らずに物語る。

そして観たら語らずにいられない。

この映画の哀しき美しさを。


凄い!セリフは最小限に抑えられているが、映像が全てを物語る。もはやセリフは添え物だ。それくらいに語らず、しかし…

>>続きを読む
Kazu

Kazuの感想・評価

5.0

とても素晴らしい。

1962年のポーランドを舞台に、
自分がユダヤ人であることを知らされた若い修道女イーダが、唯一の肉親である叔母ヴァンダと両親の死の真相や出生の秘密を探す旅に出る。

そしてこの…

>>続きを読む
みんと

みんとの感想・評価

5.0

半ば諦めていたので、こんなに早く出会えるなんて!嬉しい誤算に飛びつくように鑑賞。
やっぱり好きだ!ドンピシャ好みの作品だった。

1962年ポーランド。戦争孤児として修道院で育ったアンナ(イーダ)は…

>>続きを読む
majizi

majiziの感想・評価

5.0

美しい作品でした。
1960年代のポーランドが舞台。

若い修道女アンナが、叔母と共に出生の秘密を巡り「イーダ」としての自分のルーツを探す旅。

モノクロでスタンダードの4:3
完璧なまでの構図。

>>続きを読む
Keicoro

Keicoroの感想・評価

4.5

静かで、穏やかな展開
モノクロ映像がどこをとっても絵になる様な、美しさがあり、
 
多くを、と言うかほとんど語らない作品だけど、もの凄く、伝わってくる

どんな作品かなと、wowowの番組案内をチェ…

>>続きを読む
一

一の感想・評価

4.4

ポーランドの名匠 パヴェウ・パヴリコフスキ監督作品

歴史の波に翻弄された戦後ポーランドを背景に、若い修道女が出生の秘密をたどる旅を描く

ポーランド映画初となるアカデミー外国語映画賞を受賞した作品…

>>続きを読む
未

未の感想・評価

4.7

映像と音楽が本当にうつくしい。
罪のない者がこんなにも歴史に翻弄されなくてはならないのがほんとうに悲しくなる。戦争はけっして過去のものではなくて戦争が終わったとしてもずっと続くんだなと改めて感じた。…

>>続きを読む

少女は自分の出生の秘密を知る為、旅に出た。ある種の型からの解放をヴェールに喩えて、自己を見つめ直した彼女が選ぶ道とは。一人の少女が意志を持った女性へと鮮やかに変貌していく様を描きつつ自国の隠された罪…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事