タイトル通り、かのジャンヌ・ダルクが、裁判にかけられ、火刑に処せられるまでを描いた作品。
流石ブレッソン、芝居掛かったり大げさだったりする事はなく、淡々としているのに、ものすごい緊張感が画面に漲っ…
私はブレッソンのことはトンとわからぬ。
だが、映画史の中で見た場合に大きな意味を持つ作家であることは承知している。
無駄な演出を削ぎ落とすカッチリした映画を作ることで有名であり、本作も実にそんな感…
ブレッソン⑧
再現された宗教裁判、魔女裁判。ドライヤーのようなドラマティックさとは正反対。
足元から始まるオープニングや、野次馬精神を代表するように繰り返される覗き見が面白い。
仰角ショットでの火…
んーと、うー、ものすご厳粛なストイシズムとか純粋さとか崇高さとか、確かに感じなくもないが、これが面白いかと言われたら、そりゃどうなんでしょ笑 個人的にブレッソンの映画は好き嫌いがわかれる。アクション…
>>続きを読むジャンヌ・ダルクと言えば、ミラ・ジョヴォさんのアレでしか情報がない歴史オンチの私ですが・・・何となく鑑賞。
火刑までの裁判の様子を淡々と再現ドラマのように映し出されます。
ロベール・ブレッソン監…
ジャンヌダルク裁判を描いた作品。
題材が同じ他の作品とは違い、より裁判の現実化をブレッソンは目指したらしい。そのためにとても簡潔でジャンヌの率直さが際立っている。
カール・テオドア・ドライヤーの同じ…