ルック・オブ・サイレンスの作品情報・感想・評価・動画配信

『ルック・オブ・サイレンス』に投稿された感想・評価

ほんますごいしかない。
暴力は構造的に組織されるものであると強烈に示してくる。
アディは1965年の惨事には生まれていない。母の話からすると兄の死を埋めるような祈りを込められて産まれたとの話もあり、…

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KAKIP
4.0

記録用
ジョシュア・オッペンハイマー監督作品。

「アクトオブキリング」の続編。
前作は特殊な状況下での作品であり加害者からの告白がメインで「動的」あったが
今作は被害者側の目線で進行し「静的」な作…

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被害者(の弟)の目線から

アクトオブと比べると、
罪悪感や軽蔑、怒りといった人間的な要素が多い

理不尽に対する怒りは、個人の死と共に消えてしまうのだろうから、映画の価値を感じる
3.5
このレビューはネタバレを含みます

[ アクト・オブ・キリング ]と同じような文面で、最後に"今でもその加害者たちは国中で権力を握っている"と付け加えられて始まる。

アクト・オブ・キリングを観てからこちらを観たけれど、被害者である側…

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傑作。『アクトオブキリング』との対比が刺さる。人文学の必要性を強く感じた。ふとタイトル思い出して、ハッとしたときのカタルシスたまらんかった。
4.1

前作アクト・オブ・キリングの別側面という触れ込みであるが、こっちのが好きだったかも。構造的な工夫は前作の方があるのだけど、前作で背景を認識した上で見る今作の被害者側からのインタビューが胸にくる。そし…

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Shaw
4.8
普段ドキュメンタリーに評価つけない自分だけどこれはちょっと凄すぎた。悪魔は本当に存在する。

視聴後私の中には言語化しがたい重さが残った。
それは恐怖ではなく、むしろ倫理的な義務感に近い。
ジョシュア・オッペンハイマーが「アクト・オブ・キリング」で加害者の記憶の虚構性を暴いたのに対し、本作で…

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naka
-
このレビューはネタバレを含みます
今作は被害者側の視点。加害者と対峙する勇気と真剣な目。現在も続く貧富の格差。加害者の罪悪感のなさ。手法は「ゆきゆきて」を想い出す。
ただし、責任は個人でなく政府。監督、製作が西欧なのが引っかかる。

100万人以上が殺された大虐殺。
その再現を加害者に実際に演じさせるというとんでもない荒業を使ったドキュメンタリーの「アクト・オブ・キリング」。

その姉妹編と銘打たれたのがこの作品。
被害者が今度…

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