ジョージアとアブハジアの戦闘地帯にある川の中州に掘っ建て小屋を作り、とうもろこし畑を作るおじいさんと孫娘。。。
ほとんど会話のない映画で、カメラがおじいさんと、孫娘の生活を追いかける手法で、1つ1…
川の中州に小屋を建て、その傍らの土を耕し、とうもろこしの種を蒔き、時々、銃声を聞く。
あ、これはなんだろうか。「生きる」ってこういうことだろうか。と、考えながら観ていた。女の子の美しさに見とれた。
…
アブハジア紛争の対立間を流れるエングリ川。小舟を漕ぎその中洲に上陸した男は、慣れた様子で土の状態を調べ、まずは小屋の建設に取り掛かる。先人から受け継いだ耕作人としての生き方を守り、粛々と暮らす男を見…
>>続きを読む生きて行くと言うことは
コツコツとした
毎日、毎日の繰り返しなんだなぁ
そんな事を思わせてくれる映像が素晴らしかったです。
………
ある意味
衝撃的な映画でした。
清々しい。
2016.11.02…
他に類をみない映画。
時代背景は1990年代だからそんなに昔の話ではない。
多数の民族による戦争中。
ここまではよくありそうな話だが、登場人物はおじいちゃんと孫娘と兵士数人のみ。
オジィはほとんど…
このレビューはネタバレを含みます
『みかんの丘』と『ある戦争』を見た後だったので、また考えさせられる作品なんだろうなあと思って観ていたらラストで驚いた。こういうスッと入ってくる不条理はかなり好み。終わった後暫く「なんなんだよこれ…」…
>>続きを読む良すぎて、レビューためらって10日も過ぎてしまった。
当日にメモしたものをレビューとして。
少女からすこし成長する
・人形を手放す
・おじいちゃんの後についていっていたのが自分で色々なことが…
新藤兼人の『裸の島』やタル・ヴェーラの『ニーチェの馬』を想起した。
いや、よくそんなところに小屋建ててトウモロコシ蒔くよなぁ。
生きてく為だ。
敬服。
昔ながらの質素な生活を黙々と毎日繰り返す、そこ…
ソ連崩壊後にロシアの支配から逃れようとするジョージア(グルジア)とそこから独立しようとするアブハジアはジョージア人とアブハジ人以外の民族も巻き込んだ複雑な紛争となっている。本作品はジョージア人の監督…
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