同名小説原作の映画化。
以前、岡本喜八監督により映画化されているので、この作品はそのリメイクという位置付けでもある。
調べてみると、
岡本喜八版は陸軍のクーデター未遂(宮城事件)のあった日、24時…
俳優さんたちが素晴らしく、ストーリーに引き込まれていった。
ただ、観る前にもう少し、時代背景や人物を勉強しておけば良かったと後悔。
見終えた後に旦那と色んな話をしたけれど、こういった映画などを通じな…
いまいち緊迫感に欠けたまま進行し、「で、どの一日が一番長かったの?」と思ってしまう構成。「誰がキーマンで何を言ったりやったりしたのか」ももう少し分かりやすくする工夫が欲しかった。制服だらけで、著名な…
>>続きを読む内容はもとより、俳優陣の迫真の演技が圧巻。
天皇・玉音放送が、映画として映像化された作品。
言い方が難しいが、第二次世界大戦が【過去の事実】から、【忘れてはいけないエピソード】になった気がして、…
振り上げた拳はいつかは下ろさなければならないし、抜き放った刀はいつかは鞘に納めなければならない。
今年は終戦から70年という節目の年。
本作は半藤一利さんのノンフィクションを映画化したものだが、戦い…
このレビューはネタバレを含みます
正直、1967年に同原作で岡本喜八監督が撮った傑作映画があるので、「どうせ比較されて終わるだけだし、わざわざリメイクする必要があるか?」という思いがあったのは事実。
ただ、実際に観てみると'67年版…
圧倒的な格式の高さ。
その中においてキレあるユーモア。
溢れる人間性。
ダウントン・アビーを思い出した。
そしてこんなものを作れるのは日本において原田監督しかいないだろうなと思ったことも。
そん…
「日本のいちばん長い日」製作委員会