アウシュヴィッツで特殊任務を行うゾンダーコマンドとして従事する主人公がガス室で殺された息子をユダヤ教の教義に則って埋葬しようと奔走するお話。
ホロコーストを題材にした映画で内容も本当に重たい映画。…
最期まで〈人間〉であり続けるために…
1944年10月、ハンガリー系ユダヤ人のサウルはアウシュビッツ=ビルケナウ収容所でナチスから特殊部隊"ゾンダーコマンド"に選抜され、次々と到着する同胞たちの死体…
終わってからしばらく言葉がでなかった
主人公サウルは目の前で亡くなる名前も存在も与えられない強制収容所の中で亡くなった子を息子のように思いどうにか埋葬したいと進むストーリー
カメラワークが独特で…
映画『関心領域(2023年)』がアウシュヴィッツ強制収容所の外(そと)から描(えが)いている映画なのに対して、本作は、アウシュヴィッツ強制収容所の中から描(えが)いている映画になります。
物語は、…
カメラの距離感に圧倒された。常にサウルの顔や背中に寄り添い、画面の端では常にぼやけた惨状が進行している。観客ははっきりと見せられるのではなく、隣にいるように感じさせられる。その結果、恐怖や絶望は逆に…
>>続きを読むナチスドイツのホロコースト下のユダヤ人大量虐殺を描いた映画のひとつですが、ほとんどが主人公サウルの後姿のシーンばっかり。
ガス室から虫の息で戻ってきたが、ドイツ人により窒息死させられたユダヤ人の青年…
サウルが無軌道に突き進むが故にサウルの周りの人物が玉突き事故で酷いことになるがそもそもカメラに映るサウルが正気を保てていない&そもそも正気を保てる環境ではないのでもう全部仕方がない。
サウルを阻む周…
サウルの周辺がぼやかしてあることについての意見がたくさんありますが、わたしは見終わってからぼやかしてあってよかったと思いましたよ。
いろんなホロコースト映画で見られますが、目の前で同胞が殺されてい…
© 2015 Laokoon Filmgroup