【映画は絵画になり得る】
観賞お初のアラン・ロブ=グリエ監督作品。
最初は雰囲気がゴダール監督っぽいなと思っていたのですが、なんだか様子がちがうぞ…
不思議な映画でした。
いつか見た夢、幻覚、…
「快楽の漸進的横滑り」がすごく良かったので、これも観てみた。
相変わらず完全に置いてけぼりにされたけど、監督はとにかく血とかSMとか白い部屋とか青い小道具とかレズっぽいものが大好きなんだなあと改めて…
「死ぬべきか、演じるべきか」生の果てに死があるのであれば、演じることの果てには何があるのか。エデンとは何かの振りのそのまた振りを行う場であり、その振りの中には飲み物が垂れた跡をそれを飲む前に口紅で描…
>>続きを読む正直話の内容なんかビタイチ入ってこないが、そのセットや構図や色合いや場面展開と役者の個性だけで最後まで見れちゃった映画。
暗殺の森のベルトルッチやエルトポのホドロフスキー、時計仕掛けのオレンジのキュ…
どうやったらこんな荒唐無稽な展開にできるのかと思いながら観てたけど台本無しの即興劇だったらしい。暑い日に無理矢理寝てる時に見るぶつ切りの悪夢って感じ。血がやたらと出てきたけど赤色のペンキをそのまま使…
>>続きを読む〝アラン・ロブ=グリエ〟初のカラー作品『エデン、その後』は、これまでの創造性の迷路に加え、高いファッション性に富んだ映像美が虜になる。
〝カフェ・エデン〟にたむろする大学生達の奇妙で奇怪な行動は、…
明るい悪夢のようなミステリアスな映画。色彩と構図が美しい。
監督は記憶や視覚イメージに関心を寄せてるんだなと思う。
「未来記憶」という言葉がセリフの中に出てくるが、これは結構この映画全体を説明する言…