ひたすら夢をみているような錯覚になる。
カフェの中はピート・モンドリアンの配色に、
配管やパイプが交わる謎の工場?はポンピドゥセンターを彷彿とさせた
チュニジアにシーンが飛んでからは背景となる建物の…
アラン・ロブ=グリエ監督の
掴み所のなさと思考が迷子になる感覚はクセになるし、予測出来ない映像展開は目が離せない
大学生の主人公は、講義の合間にエデンと言う名のカフェ的なお店で仲間と怪しいごっこ遊…
これまで観たロブ=グリエ作品で1番よかった。ファスビンダーとゴダールを混ぜたようなオープニングから始まる開始3分の1までは凄まじい。ファスビンダー感がすごい。ただただ恐ろしい…。
そこを越したらパワ…
作りそのものが騙し絵のようなカフェ『エデン』にたむろする頭でっかち大学生たちのエスカレートする実験。構図、色使い、風景の切り取り方、どれをとっても非凡なセンスに感服。反復されるモチーフや意味を想像す…
>>続きを読むカフェ・エデンで繰り返し繰り広げられる、死の演技。
そしていつの間にか、消えた絵画を追う展開に。
その時のチュニジアの街並みが美しくて、それはもう美しくて。
白い地や建物に、青い空。
白いベッドに…
おサイケな映像。イマージュの嵐。エデンのモンドリアーンなインテリアやら、工場?とかまでなにやら洒落て魅せる上手さったら!悪夢なのか、気持ち良い夢なのか壁の叔父さんの絵から広がる世界が風変わりな本を読…
>>続きを読むロブ=グリエ3本目。
冒頭からもう完璧。
天才過ぎて何も言えない。
例えるならば、初めて気狂いピエロを観た時と同類の衝撃。
エデン、その後。それはエデン。
気づけば悶々としていた学生時代の私…
1970年、アラン・ロブ=グリエ脚本/監督。4本目は監督初のカラー作品。
原題: L'éden et après/Eden and After
「カフェ・エデン」で退廃的なゲーム、SEX、毒殺..…